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No49 |
脳いきいき、笑顔で健康
(2/5)
脳も体も使ってなんぼ!
体を健康にしなくちゃいけないけれども、骨も筋肉も使わないと何にもならないんで、使わないでずっと寝たきりだと駄目になるんですよ。使ってなんぼなんです。脳、これも使ってなんぼなんです。脳というのも少しいじめてあげるほど元気が出てくるんです。あまり強いストレスが溜まると駄目ですけども、何にもないのほほんとした生活をしていると、脳というのはどんどん弱ってきます。その脳をしっかり使っていただきたいと思います。
今回は前半は少し皆さんにリラックスをしてもらおうと思います。それでは皆さん手を出して、指をあわせて。はい、親指だけをくる くる回して。回りました?これが80代。目安ですよ。では、人さし指、人さし指くるくる回して。反対にも。口はとんがらさなくていいからね(笑)。これが大体60代。はい、じゃあ小指。くるくる回して。うまく回りますか?これが40代。40代この小指で失敗したでしょう(笑)。今度は中指、これ30代。次は薬指、20代。20代の時もあったんですね、かつては(笑)。こういう体を動かす、物を考える、全部脳です。要するに向こうからクルマが来た。危ない、よけろというのは全部ここで判断をするんです。その時に体がさっと動かないといけない。冬になってくると、北海道はもう道が凍結して滑りやすくなる。それを上手に歩くのも、ここでコントロールしているのです。ここがしっかり動いていないと駄目なんです。
では親指を出して、次は人さし指を出します。“はい!”親指、人さし指、親指、人さし指、イチ、ニ、イチ、ニ、…。― 下手くそ。私がなぜ下手くそと言ったのか。親指はいいんですよ。人さし指を出した時に親指がしまわれていない。ピッとしまわれてないでずっと出っぱなし、ズルズルズルズル。だから男性なんかよくあるでしょう。終わったぞと思っても、ジワっというのがあるんですよ(笑)。ピッと切れが悪くなってくる。だから、女性もこの辺がちょっと弱ってくると、「ヘックション、あらっ」ってね(笑)。そういうふうにピッというのが体全体に弱くなってきた。手は第二の脳なんですよ。手をいっぱい動かしてください。手先を器用にすること、土いじりをしてください。いろんなことをして脳に刺激をあたえてください。脳に手の占める割合というのは非常に大きいんです。手をいっぱい使ってください。そして第二の心臓というのが足でしょう。脳と足を上手に使って体をケアしていかなければいけない。
ではいきますよ。指2本立てて、次は3本。“はい!” 2本、3本、2本、3本…。― やる時は渋い顔してではなく、ニコニコ笑いながらやらなくちゃ駄目ですね。次はこっちの手2本、反対の手は3本。“はい!”取りかえて、はい、取りかえて…。 ― 私たちの体は、動かしてなんぼ。健康のことを考えて、自分がもう少し楽しみたかったら積極的に動かしましょう。
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