トップページ
野生動物基金の概要
事業内容
主な事業
モーリーの森づくり
カレンダー販売
モーリー
助成
写真コンテスト
自然・環境出前講座
協力のお願い
報告書・予算・決算書
寄附行為
個人情報の扱いについて

   

イメージ 北海道新聞野生生物基金では、大人から子供まで、楽しみながら自然を体験できる事業や北海道の自然の素晴らしさや、失われようとしている自然の実状を共に考えてさまざまな活動に力を入れています。 野生生物基金で実施している事業は次の通りです。

■普及啓蒙事業
オリジナルカレンダー WILD LIFE
フォーラム、シンポジウム

■体験活動事業
自然・環境出前講座
自然・環境エクスカーション
モーリーの森づくり

■コンテスト事業
北海道野生生物写真コンテスト
夏休み自然観察コンクール

■出版事業
自然情報誌「モーリー」

■調査事業
北海道フラワーソン

■助成事業
自然保護、野生生物保全の団体・個人へ助成


最近の野生生物基金事業内容
▲
北海道フラワーソン2012の結果報告
▲
第21回北海道野生生物基金写真コンテスト入選作
▲
第23回 夏休み自然観察コンクール結果
▲
2016年度の助成決まる
▲
シンポジウム
▲
モーリーの森づくり
▲
北海道新聞エコ基金

 

2016 夏休み自然観察コンクール

第23回夏休み自然観察記録コンクール(北海道新聞野生生物基金、北海道自然保護協会、北海道新聞社主催)の審査委員会(横山武彦委員長)が10月4日、同協会で開かれ入賞、佳作、学校賞が決まった。道内の小学校から昨年より6校多い24校から84点の応募があった。入賞、佳作は11月22日から27日まで、札幌市資料館(札幌市中央区大通西13)2階ミニギャラリー4号室で展示された。受賞者は次の通り。(敬称略)

▽金賞 藤原百葉(札幌市東園小6年)「ダンゴムシの進む道、ダンゴムシの観察日記」
大きな模造紙に書かれた「ダンゴムシの進む道」②藤原百葉さんの「ダンゴムシの観察日記」



▽銀賞 丹場遥音(小樽市銭函小2年)「君の名は。(出てきた虫の名前を調べてみた)」
丹場遥音さんの「君の名は。」(3枚組の1、2枚目)



▽銀賞 眞田桃(札幌市澄川小2年)「かなへびずかん」


上記写真はずかんの中の写真「卵から生まれたカナヘビの赤ちゃん」

■銅賞 
福井春太郎 札幌市宮の森小3年 いろいろアリ!!アリのすの形そしてアリは力持ち
松本悠理乃 道教大付属旭川小4年 建物の中の化石を探そう!
川上柊豪 札幌市大倉山小5年 プラナリアの研究
久保凛太郎 札幌市円山小5年 クマゲラ奇跡の子育て物語
長田滉士 札幌市真駒内桜山小5年 色々な水の中にいるび生物
山谷惟一郎 上川管内上富良野町東中小6年 ウチの森はみんなの森
■佳作 
小沢孝至朗 札幌市平岡公園小1年 あさがおのさくじかん
魵澤怜 札幌市澄川西小1年 かぶと虫・くわがた虫
板東春花 道教大付属旭川小1年 ミニトマトのかんさつ
富山慶次郎 札幌市真駒内桜山小2年 えぞさんしょううお図かん
栗原大治 札幌市澄川西小2年 おたまじゃくしのかんさつ
浅田結衣 上川管内中富良野町本幸小2年 ミヤマクワガタのかんさつ
浅田大雅 上川管内中富良野町本幸小3年 アキアカネの観察
長井悠 室蘭市高砂小3年 はばたけ!モンシロチョウ
菅原大輔 札幌市真駒内桜山小3年 ぼくのあり日記
前田拓真 札幌市平岡公園小4年 化石の研究
渡部冬羽歌 札幌市真駒内桜山小4年 花の湿原 ~霧多布湿原~
小島柚璃 札幌市藻岩小4年 沼田化石新聞『動物』や『貝』の化石が見つかる川
朝比奈京太郎 札幌市大倉山小4年 ミクロな世界を探して
樋口陽一 札幌市大倉山小4年 厚真町でのクワガタ採集第3回
櫻井慎也 千歳市高台小5年 かなへび観察日記
長田蓮士 札幌市真駒内桜山小5年 ぼくのコケ観察日記
品川昊太 札幌市真駒内桜山小5年 オオルリボシヤンマの観察
川﨑和奏 札幌市手稲宮丘小6年 海の周りの自然
稲野響 札幌市真駒内桜山小6年 トビイロケアリの観察記録
今野北斗 札幌市西岡南小6年 西岡公園周辺の鳥マップ
■学校賞  
札幌市真駒内桜山小

■

◇講評 審査委員長 横山武彦

[金賞]
 藤原百葉さんは、6月24日から68日間、ダンゴムシのこどもが生まれ、大きくなる中で赤ちゃんカナヘビが脱皮する様子や、餌として与えた木の葉の減り方を観察し記録しました。また、その間、ダンゴムシのおもしろい行動について確かめる実験を行い確かめてみました。観察した様子と結果を観察日記と2枚の模造紙にまとめました。

  ダンゴムシのこどもは親の腹部の膜の中で卵からかえり、ダンゴムシの形で腹部から出て来ること、大きくなるには何回かの脱皮が行われることをそれぞれの場面で経過が分かるように写真をとり、分かりやすくまとめています。

  ダンゴムシは、進んでいく先で壁にぶつかった時に曲がる方向が右に曲がると次は左に曲がるという特徴ある行動をとることを知り、迷路を作ってダンゴムシの行動を観察し、実験を行った405回のうち305回、68%がこの行動をとったことから、この行動が確かに行われることを確認しました。雄と雌、からだの大きさなどによる違いも調べました。からだの小さなダンゴムシでは必ずしもこの行動はとらないようでしたが、その理由を実験用具の迷路の通路の幅との関係を考察の中で述べています。長い時間をかけ、粘り強い観察と実験を行い考察しました。

  まとめられたこの作品には、新しく知ったダンゴムシのいろいろな姿が感動をもって書かれ、ダンゴムシをより深く知りたいという思いの強さとともに、かわいらしく思う気持ちがにじみ出ていました。

[銀賞]
  丹場遥音さんは、庭に捨てた前年使ったクワガタムシの飼育セットからでてきた45匹の幼虫を1匹ずつに分けて飼育観察をしました。成虫に生まれでたムシがハナムグリのなかまであると分かると、さらに、何ハナムグリかを図鑑やインターネットを使って調べました。ミヤマオオハナムグリであることが分かりました。

  作品には、飼育中観察できたハナムグリの様子とともに、使った図鑑などから分かったこと、何ハナムグリであるか分かるまでの経過をまとめました。ハナムグリの頭部や背中の篆刻(てんこく)、腹部の突起の違いをスケッチし、ほかの種の違いを確認するなどしました。ハナムグリは幼虫の時から他のムシに似ているところが多くあることに気がついたこと、来年もハナムグリを飼ったり、実際に花に潜り込むところが見たいなど、ハナムグリへの興味がいっそう増したようでした。新しい発見を期待したいですね。

 眞田 桃さんは、お母さんがつかまえてきたカナヘビの飼育観察から、カナヘビの餌やり、姿や形、こどもと大人の違い、脱皮の様子などを上手に描いたスケッチを添えてわかりやすくまとめました。次に、7月17、18日に土の中に産みだされた卵が8月19~21日に孵化して5匹の赤ちゃんカナヘビが誕生する様子は、卵のついての詳しい解説と、朝早くから観察した結果を写真とともに記録しました。

  赤ちゃんカナヘビが卵の柔らかい膜を破り頭を出し、卵から出て行った後の殻が小さくなっていく様子、生長の過程で脱皮によりからだが大きくなり、体表の模様がはっきりとしてくる様子も描かれていました。産まれたカナヘビは森に逃がし、来年の夏はまたカナヘビを捕まえてみたいとのこと、カナヘビについての新しい発見に出会うことでしょう。

[銅賞]
 福井 春太郎君(札幌市立宮の森小学校3年)は、アリについての3年目の研究で分かった成果を発表しました。アリの巣の大きさと形、巣をつくる土の選び方や部屋わけの理由、在りの運ぶ力などについての実験結果をまとめました。

  松本 悠理乃さん(北海道教育大学附属旭川小学校4年)は、旭川と札幌にある建物の中に使われている建材の岩石に見られる化石を調べて紹介しました。

  川上 柊豪君(札幌市立大倉山小学校5年)は、ズタズタに切っても元に戻るというプラナリアの再生実験でした。切られたプラナリアのしっぽ側の切片からは正常な再生が見られない種が在ることも発見しました。

  久保 凛太郎君(札幌市立円山小学校5年)は、札幌市の円山公園のカラマツにあるクマゲラの巣での子育てから巣立ちまでの記録を紙芝居にしたものでした。

  長田 滉士君(札幌市立真駒内桜山小学校5年)は、市内の川や公園の池、道路や庭の水たまりなどにいる微生物を顕微鏡で調べ、スケッチと簡単な説明を添えたものです。

  山谷 惟一郎君(上富良野町立東中小学校6年)は、4年生の時から動物の目撃情報を家族や地域の協力で集めて、その足跡や糞、昆虫やキノコなども加えてまとめたもので。森の姿が目に浮かぶようです。

◇審査委員 横山武彦(北海道自然保護協会常務理事)、在田一則(同会長)、佐々木克之(同副会長)、福地郁子(同常務理事)、古林英一(同理事)、矢部和夫(同理事)、山川泰弘 (同監事)、 堀 繁久(北海道博物館学芸主幹)、矢萩学(北海道新聞野生生物基金事務局長)


このページのトップへ

シンポジウム

2016年度のシンポジウムは準備中です

 
このページのトップへ

道新自然・環境エクスカーション2016

■ウチダザリガニ55匹捕まえた 洞爺湖町で夏休み体験学習

金比羅火口災害遺構散策路から洞爺湖を望む雄大な景色
金比羅火口災害遺構散策路から洞爺湖を望む雄大な景色
ウチダザリガニの捕獲罠を洞爺湖に投げ入れる子供たち
ウチダザリガニの捕獲罠を洞爺湖に投げ入れる子供たち
有珠山金比羅火口の散策路途中にある噴火遺構の旧町民住宅で説明を聞く参加者
有珠山金比羅火口の散策路途中にある噴火遺構の旧町民住宅で説明を聞く参加者
洞爺湖中島の森の中を歩き大平原までたどり着いた参加者たち
洞爺湖中島の森の中を歩き大平原までたどり着いた参加者たち
ウチダザリガニの重さや体長を調べる子供たち
ウチダザリガニの重さや体長を調べる子供たち
 夏休みの小学生の自由研究の課題にしてもらおうと8月20日、21日の両日、自然体験学習「発見!!体験!!洞爺湖の自然とジオの恵み」を開催した。道内各地から親子9組が札幌から出発した。国立公園の洞爺湖町内を巡り、外来生物の問題や火山の力など豊かな大自然の中で貴重な体験学習となった。  

 北海道新聞野生生物基金とUWクリーンレイク洞爺湖の共催で、酪農学園大学の吉田剛司教授と研究スタッフ、大学生ら10人の全面協力で調査研究の最前線を学んだ。

 初日は洞爺湖町に到着した後、まず湖畔で小学1年生から6年生まで3班に分かれ、外来種のウチダザリガニ捕獲の罠をサケのあらを餌にして作り、25メートルぐらいの間隔で6基を次々湖に投げ入れた。

  引き続き、洞爺湖ビジターセンターに移動し、有珠山噴火の歴史を勉強した後、火山マイスターの後藤信二さんの案内で金比羅火口災害遺構散策路を歩き、火山噴火の被害にあった遺構の旧町民住宅などの説明を受け、「有くん火口」まで登り、雄大な大自然のジオパークと素晴らしい景観を楽しんだ。

  夕食後は財田自然体験ハウスへバスで移動し、真っ暗な夜の森では目や耳が研ぎ澄まされることを体感した。

  翌朝は、洞爺湖の遊覧船に乗り中島に到着。山の中腹に開けた大平原まで登り、途中、エゾシカに食べられ消失した植物、エゾシカが嫌いで食べない植物だけが残った現状を観察し、北海道全体で問題になっているエゾシカによる食害、環境改変について考えた。

  全国でも有数のパワースポットの大平原に到着すると、大きく手を広げみんなでパワーを吸収していた。

 湖畔に戻り昼食の後、初日に仕掛けた罠を引き上げると、55匹ほどのウチダザリガニがかかっていて、これを1匹ごとに重さや体長などを記録し、酪農学園大学が続けている調査、研究のお手伝いをした。最後にウチダザリガニを塩茹でやエビチリなどにしした料理を、「意外とおいしい」と喜んで味わった。

 初日に渡されたワークブックには、体験学習の成果がそれぞれに書き込まれ、有意義な時間となった。帰りのバス内では父母にもこのツアーの評価に関してアンケートに答えてもらい、大学側の研究成果の資料にもなった。

 

■

■親子エコキャンプin平取 ホタルの灯りと満天の星に感動

平取町にある「ニセウ・エコランド」キャンプ場
平取町にある「ニセウ・エコランド」キャンプ場
ハチとアブを現物標本で違いを説明
ハチとアブを現物標本で違いを説明
サビタとイタドリ、ササの葉を使った笛づくりに挑戦す る子供たち
サビタとイタドリ、ササの葉を使った笛づくりに挑戦す る子供たち
ヤマベを釣り上げる親子の参加者
ヤマベを釣り上げる親子の参加者
 環境やエコ、野生生物の大切さを学ぶる「親子エコキャンプin平取」が8月6日、7日の両日両日、同町「ニセウ・エコランド」キャンプ場で開かれた。前年までの赤井川ドロームキャンプ場から場所を移し、当初開催予定だったが雨で中止となった前月から延期し、親子が参加して昆虫採集など夏休みの自由研究の題材づくりにも取り組んだ。

 エコ・ネットワーク、北海道新聞野生生物基金の共催で、講師は小川巌さん(エコ・ネットワーク代表)、新明力さん(自然調理人)らで、それぞれの分野で講師を務めた。

 初日はテント設営の後、キャンプ場内には、アブが多く飛んでおり、数種類のアブやオオマルハナバなどの標本を実際に触り違いを勉強した。アブは刺すとは言わず、止まっても数秒間はかじらないので、落ち着いて振り払ってなどと注意事項も説明した。

  太陽光エコクッキングでは、太陽の光を集める装置を使いゆで卵などを作り、太陽光でも十分料理ができることを学習した。引き続き天ぷら油など廃油を使ったキャンドル作り に挑戦した。

 キャンプ場内のヤマベ管理釣り場・仁世宇園では全員が1匹ずつ釣り上げ、夕食のカレーと一緒に刺し身、から揚げにして味わった。

  街灯も消された夜のキャンプ場では、広々とした園内をみんなで歩き、輝くホタルを見つけて大喜び、満天の星空と共に、幻想的に輝く夏の一夜を楽しんだ。

  翌朝は、まず新明先生が近くのニセウ川で釣り上げたニジマス、ウグイ、ヤマベの違いを現物で学習したあと、周辺で採取したイタドリとサビタ(ノリウツギ)、ササの葉を使って、笛づくりを指導した。

  サビタの茎は皮をむくと昔、ノリの原料でもあったと言われるようにネバネバとしており、子供たちは茎の中心をネジで一生懸命に繰り抜いて空洞にし、斜めに切った先に切り込みを入れ、そこにササの葉を挟んで笛を完成させた。イタドリの茎は最初から空洞で、簡単に作ることが出来、思い思いの音を鳴らせていた。

  最後の毒草識別講座では、小川先生がキャンプ場内を散策しながら、ヨモギとトリカブトを見つけ「ヨモギは食べられるが、よく似ているトリカブトは毒があるので注意して」と説明した。

 今回はテント張り、たたみに苦戦したものの、参加者は1泊2日で大自然の中のキャンプを満喫した。


このページのトップへ

北海道新聞エコ基金

 北海道新聞野生生物基金は北海道新聞の「北海道エコ・アクション」と連動したプロジェクト「北海道新聞エコ基金」を立ち上げました。
詳しくはこちら


このページのトップへ