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モーリーの森

森づくり構想の概要(目的、実施方法など)

 公益財団法人北海道新聞野生生物基金は、2006年からの6 年間、当別町の「道民の森」で植樹事業を行い、平成23 年にすべての植樹活動を完了したところですが、これまでの参加者からの強い要望もあり、北海道新聞社と共同で、今年度からは栗山町桜山地区に活動場所を移して6 年間(2012年~2017年)の植樹計画を立てて、モーリーの森づくり活動を継続することになりました。

 この植樹事業は、かつてあったような自然に近い樹林を再生することを目指して、子供を中心とする体験型の森づくりに取り組む内容となっています。できるだけ自然に近い森をつくるため、ほかの地域から苗木を持ってくることをせず、周辺に自生する木々の種を拾い、その種で苗木を育てて、植樹を実施します。


2016年度モーリーの森づくりⅡ

 2016年度のモーリーの森Ⅱ自然体験は7月2日、4年目の栗山町桜山地区と雨煙別地区で札幌などからの親子20人が参加し開かれました。

自然体験

 まず、野鳥・動物班と植物班の2班に分かれ同町桜山地区の植樹地周辺の森を散策する自然体験学習を実施しました。

  野鳥・動物班は、小川巌先生(エコ・ネットワーク代表)のガイドで野鳥の声を聴き、図鑑を調べてどんな鳥か確認しました。また、ウサギやエゾシカなど動物のフンをたくさん見つけ観察し、足跡もエゾシカが多く、タヌキやアライグマの足跡も見つけ、特徴を教えてもらいました。

 植物班は、五十嵐博先生(北海道野生植物研究所長)の案内で道端を歩きながらキレハイヌガラシやヘラオオバコなどノ植物を観察、特徴などを教えてもらいました。

小川先生からのウサギのフンの説明を聞く子供たち

小川先生からのウサギのフンの説明を聞く子供たち

五十嵐先生から草花の特徴を教えてもらう子供たち

五十嵐先生から草花の特徴を教えてもらう子供たち

植樹体験

 あいにくの雨が降り出しましたが、植樹地には木片チップを丸くかぶせてあるサークルが15カ所あり、3、4人ずつに分かれて、これまでの活動で種をまき育てた苗を1サークルに10本ずつ植樹しました。木片チップをかき分け穴を掘って、ひとつひとつ苗を丁寧に植え、今後の成長を確認するため苗木の高さを記録しました。

各サークルに分かれて植樹する参加者たち

各サークルに分かれて植樹する参加者たち

苗づくり

 この後は、来年以降の植樹の苗づくりのため、発泡スチロール箱に土を入れ、周辺で採取した木の種をまきました。昨年種をまき育ったハルニレの苗などをビニールポットに植え替えました。

箱に種をまく子供たち

箱に種をまく子供たち

バードコールづくり

 午後からは同町の雨煙別小学校廃校舎を活用している環境ハウスに会場を移し、同施設の指導員からバードコール作り方を教えてもらいました。みな真剣にナイフを使い思い思いのデザインで木を削り、穴を空けてもらった木にネジを差し込みだんだん音が出るようになり、大喜びでした。

木を削りバードコール作りをする参加者たち

木を削りバードコール作りをする参加者たち

感想文

◇朝倉咲希(小6)

 私は、モーリーの森自然体験に初めて参加しました。とても楽しく、おもしろいものでした。
まず最初は自然体験です。植物班の私は、五十嵐先生に色々な植物のことを教わりました。先生は、植物の名前、どこからきたのかなどを教えてくれました。他にも、いおいをかがせてくれたり、同じ種類のを比べて見せてくれました。

  次は植樹です。杉山さんが苗の植え方を説明してくれました。実際にやってみると、土がねん土のようにかたくて、スコップでとるのが大変でした。でも、どんどん苗が植わっていくのが楽しかったです。

  植樹のための苗づくりは、土の上に、種をばらまいてそのうえに土をふりかけるというやり方でした。ふつうの野菜の種をまく時とちがうんだな、と思いました。植樹よりは簡単で、楽だったのですぐ終わりました。今、まいた種が苗になって、その苗を植樹して、大きくなった木が見たいです。

  バスにもどって、少し休けいいた後、コカコーラ環境ハウスに向かいました。到着すると、まず最初はお昼ご飯です。バイキング形式でした。お腹もすごく減っていて料理もおいしかったので、たくさん食べました。

  お昼ご飯の後は、バードコール作りです。鳥の鳴き声をだすおもちゃです。これが最後のプログラムとなります。バードコール作りは今日私が一番楽しみにしていたことです。実際に作ってみて、鳥の鳴き声がしたところまではよかったのですが、小刀でけずるところがかたくて大変でした。でも先生に手伝ってもらってがんばったら、えんぴつバードコールが完成しました。

 今日は、植物の名前を憶え、植樹の仕方も覚えたので理科で役に立てたいです。バードコールもキャンプなどに持って行きたいです。

◇國分 美涼(小6)

 私は今回のプログラムでたくさん学んだことがあります。特に自然や動物については少しはくわしくなれました。

  まずは自然体験観察です。私は野鳥、動物グループでした。カラスについてのことで、性格が荒くゴミなどをあらすカラスと性格がやさしく悪いことをしないカラスがいることを知りました。カラスもいろいろな種類があり、カラスを見た時は気にしてみたいと思いました。そして動物の足あとやふんもたくさん見つかりました。しかの足あとは特にたくさんあり、形がはっきりしているものもありました。うさぎのふんもあり冬になると、色がうすくなることも知りました。鳥はにげると所をチラッとしか見えませんでした。しかし、私はこの自然体験で様々な知識を得られました。とても楽しかったです。

  次ぎに植樹体験をしました。一つの円に全て違う種類の苗を十本植えます。とてもスムーズにできました。このころから雨がふってきてしまったので苗作りはサラッとやりました。苗作りでおどろいたことがあります。それは炭もいっしょに入れるということです。かたいこのを入れてしまうとだめなのかと思っていましたが水を含んで土がかわかないようにする効果があることが分かりました。

  昼食はバイキングでコロッケがおいしかったです。とてもおなかいっぱいになりました。

  最後にバードコール作りをしました。バードコールってなんだろうとおもっていましたが、ねじのような物できをこすりあわせて音を鳴らす道具ということがわかりました。私は一生けん命小刀でえんぴつの形に削りました。かわいく仕上がったのでうれしかったです。

 このような体験を通して自然について物知りになれたのかなと思います。今回は森についてだったので、またプログラムに参加して、身の回りのことなどにもくわしくなれたらいいと思っています。

◇松長 昂凜(小5)

 野鳥観察、植樹や、コールバードづくりはどれも初めてで、想像以上の体験ができました。どの体験も野鳥や植樹にとてもくわしい博士がいて、とても面白く教えてくれました。特に、先生は、枝をみただけで何という種類の木なのかを教えてくれて、「かえで」わたしのともだちと名前が同じだ!と嬉しくなりながらカエデでコールバードを作ることができ、ものすごく楽しかったです。

◇遠藤朱莉(小5)

 栗山町に行くのは初めてで、どんな所かなと思っていました。

 栗山町では、外国からきた植物が多くビックリしました。

 栗山町産のものを使ったご飯も美味しかったし、バードコールでは木を切ったりして面白かったです。

 来年もまた来たいなと思います。

 木の工作では、ネームプレートを作りたいなと思っています。

 本当にありがとうございました。

◇遠藤利恵(母)

 小学5年の娘と参加しました。

 あいにくの雨となった植樹・苗づくりは木を成長させるためには大変な努力が必要な事を学びました。

  また自然観察では普段から見かける植物の名前を知り、ためになりました。

  バードコール作りは童心に帰り楽しませてもらいました。

  今回の森づくりで自然との共存の楽しさ、大変さを学ばせていただきました。

  ありがとうございました。