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NO.32 |
健康講座を開催しました
北海道心臓協会と北海道新聞社が主催する健康講座・講演と運動実技紹介篇が10月5日、料理実習篇が同15日に開催されました。
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札幌市内の「かでる2・7」で22名が参加して開かれた講演と運動実技紹介篇では、札幌市健康づくり事業団・健康運動指導士の佐竹恵治先生=写真左上=が「筋トレで介護予防」と題し、人間の身体の仕組みと高齢者の実状、筋肉トレーニングの考え方と効果等を豊富なデータと簡単な実技で例示し、常に身体を適度に使うことが日常生活を活発化する基であることを強調しました。次いで、浅井学園大教授・スポーツドクターの沖田孝一先生=写真左下=が「受身の生活と動脈硬化」として、運動不足、メタボリック症候群、動脈硬化の起こり方、治療、予防、数々の実際例による運動の効果等を紹介しました。また、このような生活習慣に起因する病気で悩んでいるのは一握りの先進諸国で、それ以外の国で困っているのは飢餓や感染症であり、その意味では、生活習慣を正すことの波及効果を考えるべき、との大きな問いかけがありました。
「からだ快適・適塩生活」をテーマに札幌市男女共同参画センターで開催の料理実習篇には25名が参加、北大病院栄養管理室の久保ちづる室長、高崎裕代副室長、西村雅勝主任を講師に(1)麦ご飯(2)鯵のソテー・マリネ風(3)トマトと玉葱の重ね煮(4)キャベツとオクラのごま辛子(5)長芋と水菜のサラダ(6)ベリージェラート、のメニューに挑戦しました。鯵を三枚におろす初体験の人たちもいて、賑やかな楽しい教室でした。

