一般財団法人 北海道心臓協会

トップページ
すこやかハート
トピックス
講演
「○○○」といわれたら
循環器疾患の危険因子
心臓・血管病Q&A
セミナー参加報告
心血管病の治療最前線
心臓・血管病の危険因子
循環器疾患診断法・最近の進歩
ストレスと循環器
血管とその病気
運動と健康
心臓・血管病と闘う人たち
心臓・血管病予防の知識
医食同源
北海道心臓協会編集委員
入会のお願いとご案内
賛助会員の皆様
フリーイラスト集
「すこやかハート」100号記念
心臓協会20年間のあゆみ
事業計画・予算と事業報告・決算
リンク
お問合せ・健康相談はこちら
道新オーロラネットへ戻る
講演  No58

ノーベル賞と私の健康法

(7/8)


鈴木 章氏

鈴木 章氏
北海道大学名誉教授



 これは、私のもので恐縮ですが、ここに赤い箱があります。これはメダルが入っている箱ですが、賞状をいただくわけです。ノーベル賞のメダルが、これです(写真4)。ここにアルフレッド・ノーベルの名前と、1833年に生まれて、亡くなったのは1896年ということが書かれております。授賞式は、12月10日と決まっております。私は、これは生まれた年かと思っていたのですが、スウェーデンで聞いた話では、亡くなった日を記念日にしているということです。これは、メダルの裏です。裏には二つの女神像がありまして、こちらが自然の女神、こちらがサイエンスの女神です。サイエンスの女神が自然の女神のかぶっているベールをあげて、外を見やすくしているという図のようです。ここには、ノーベル賞をもらった人の名前と受賞した年が書いております。

 これは私の場合ですが、「A.SUZUKI」、Mが二つで2,000です。Xは10ですから、2010年に授与したという印です(写真5)。ノーベル賞のメダルは、昔は純金の24金であったそうですが、純金ですとやわらかく落とすと曲がるので、今のメダルは18金で外側を金でメッキしています。この正式のメダルのほかに3個のブロンズ製のメダルをいただくことができます。私は1個でいいと思ったのですが、北大から1個は先生が持って、2個は北大に寄附して欲しいとの希望があったので、3個もらって来ました。そのうちの1個は北大の総長の部屋、もう1個は、北大の中に博物館があり、その中に展示されております。ですから、博物館へ行くと、ノーベル賞のブロンズ製のメダルを見ることができます。

 これは、先ほどの赤い箱ですが、この中にメダルが入っているわけです。

写真4、写真5

 もう一つ大切なのは、ディプロマという賞状です(写真6)。ここに、AKIRA.SUZUKIと書いてありますが、ここには私がどうしてもらえたかがスウェーデン語で書いてあるのです。私はスウェーデン語を読めないので、英語の訳を書いた紙をもらいました。

 もう一つ重要なのは、こちらの賞状には絵が描いてあり私の場合、ブナか何かに原っぱの図です。これは、受賞者一人一人で全く違うのです。ここに有名なスウェーデンの画家のサインが入っています。

写真6
←BACK NEXT→

  講演   すこやかハート
(一財)北海道心臓協会 〒060−0004 札幌市中央区北4条西4丁目 (株)伊藤組内 TEL 011-241-9766
(C)Hokkaido Heart Association. supported by Doshin Access Co., Ltd.