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講演  No44

世界最高峰を目指すための「超健康法」
(5/5)



 笑うことも最高の健康法です。親父はよく笑っていました。あまりおかしくないのに、わっはっはなんてやっていました。声を出さなくても、笑う動作は腹筋や腹膜のものすごい運動になります。鼻呼吸、舌出し、笑う動作−こんな小さなことでも健康には抜群の効果があります。勿論、皆さん方がやってらっしゃるウオーキングやストレッチなど健康情報はたくさんありますけれど、何時でも誰でもできるこの小さな健康法、これが私の場合にはエベレストの8,000m地点に行っても大きな力でした。もう心臓がだめだという時に、慌てて酸素も吸いますが、その前に1回鼻呼吸をし、舌出しをやる。頭が段々すっきりして目が見えるようになる。生きる原点をもう1回甦らしてくれる大きな力でした。

 北海道、札幌は素晴らしい自然環境です。世界から見てもうらやましいくらいです。つい先日行った北京は埃やスモッグだらけで大変なところだと思いました。緑、雪、海…、こういう環境の中で暮らしているだけでも素晴らしいことです。皆さん、ぜひ、何時も元気で健康でありますように。私自身もそうありたいと願っています。

身近な健康法の大切さ

<座長・筒井裕之先生> 三浦雄一郎先生はプロスキーヤーであり、登山家であり、いわゆるトップアスリートですから、われわれとは全然違う身体と思っていました。ところが、お話を伺いますと生活習慣病をおもちで心房細動・不整脈を抱えておられる。それでいてエベレスト登頂を成し遂げられたのですから、なおさら凄いと思いました。皆様はこのような三浦先生を身近な存在と感じられたのではないでしょうか。先生の原点が藻岩山であるということも初めてお伺いしましたが、何よりも、身近な健康法が非常に重要であって、それを地道に続けることがエベレストにつながるというお話は皆様のご参考になったことでしょう。

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