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NO.12

第9回伊藤記念研究助成金
土田さん(札医)大崎さん(旭医)に贈呈

(1−1)



 心臓・血管病の研究に携わる若い研究者を励ます「第9回伊藤記念研究助成」は、土田哲人さん(札幌医大)と大崎純三さん(旭川医大)に贈られることになりました。2人には、3月13日、札幌・道新ホールで開かれる「心臓・血管病予防 講演と健康相談」の席上、褒状と助成金あわせて二百万円が贈られます。

梗塞後リモデリング心筋におけるプレコンディショニングによる心筋保護効果とアンジオテンシン系の役割
札幌医科大学医学部内科学第二講座
土田 哲人さん(38)
 

 土田さんの研究は、心筋梗塞後の心臓修復機転を追求するもので、ことに心筋虚血発作に先行する短時間の虚血が、心筋梗塞を縮小する効果について新しい視点からの研究として高く評価されました。


圧負荷時のチロシン・キナーゼを介した心肥大形成機序―成熟ラット摘出灌流心における細胞内情報伝達機構の解明
旭川医科大学内科学第一講座     
大崎 純三さん(36)

 

 大崎さんの研究は、心臓血管系の増殖肥大の機転を分子生物学的な立場と細胞内の情報伝達系から解析を試みる新しい研究として注目されました。

 ともに北海道心臓協会が目指す心臓・血管病の予防に大きく貢献する研究として成果が期待されています。



伊藤記念研究助成事業

 北海道心臓協会では、本道でとりわけ循環器疾患の発生頻度が高いことをふまえ、心臓・血管病の予防、制圧を目指してさまざまな事業を展開しています。

 その一環として、同疾患の研究面での充実発展を願って、若い研究者による心臓・血管病(心臓病、脳卒中、高血圧、動脈硬化症など)の基礎・臨床あるいは予防に関する独創的な研究に対して助成金を交付しています。資金は当協会の伊藤義郎理事長が私財を寄付しているものです。

 研究助成金は、1テーマにつき100万円を標準とし、各年度2〜3件を予定しています。応募資格は、北海道に在住する40歳以下の研究者としています。


  
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