第31回伊藤記念研究助成金の贈呈式が、令和2年10月29日（木）、札幌グランドホテルにおいておこなわれました。
　今年度の受賞者は、大和田渉氏（札幌医科大学循環器・腎臓・代謝内分泌内科学講座助教）と河野通仁氏（北海道大学大学院免疫・代謝内科学教室助教）です。
　大和田氏の研究テーマは、「ミトコンドリア内リン酸化シグナル制御によるドキソルビシン心筋症治療法の開発」、河野氏は「肺動脈性肺高血圧症におけるＴ細胞細胞内代謝を標的とした新規治療開発」です。
　贈呈式では、一般財団法人北海道心臓協会伊藤義郎理事長から褒状と助成金75万円が両氏に贈られました。
　同研究助成事業は、心臓血管病の基礎、臨床、予防に関する優れた研究に対し、北海道心臓協会が北海道在住の研究者を対象に毎年助成しているものです。