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NO.75 |
第21回伊藤記念研究助成金
富樫信彦氏(札幌医大)、小島史章氏(旭川医大)に

第21回伊藤記念研究助成金の贈呈式が、10月30日(土)、札幌・道新ホールで開催された北海道心臓協会市民フォーラム2010の冒頭に行われ、伊藤義郎・北海道心臓協会理事長から褒状と助成金75万円が贈られました。今年度の受賞者は、富樫信彦氏(札幌医科大学内科学第二講座・助教)、小島史章氏(旭川医科大学薬理学講座・助教)です。あいにく小島さんはやむを得ない都合により参加できませんでしたが、共同研究者の結城幸一氏が代理で表彰を受けました。
研究テーマは、富樫さんは「メタボリックシンドローム・インスリン抵抗性の機序におけるレニン・アンジオテンシン系と骨格筋組織・脂肪組織内の炎症性細胞内シグナル伝達系物質の役割」、小島さんは「プロスタノイドの脳梗塞病態形成における役割の解明とその治療への応用」です。
同研究助成事業は、心臓血管病の基礎、臨床、予防に関する独創的な研究を対象に、北海道心臓協会が北海道在住の研究者から毎年公募しているものです。

