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NO.76 |
健康講座・料理実習開催される
タウリンで心臓を元気にしませんか
〜道産ホタテを使っておいしい料理を〜

北海道心臓協会と北海道新聞社が主催する健康講座・料理実習が9月11日(土)札幌市南区真駒内の光塩学園女子短期大学で開催されました。
「タウリンで心臓を元気にしませんか〜道産ホタテを使っておいしい料理を〜」をテーマに35名が参加しました。講師は同短大食物栄養科の教授・藤本真奈美氏、助教・佐藤恵氏、助手・木野村美花氏ら。
はじめに藤本、佐藤両先生からレシピの紹介、作り方の要領などのレクチャーを受け、続いて参加者からの質問に一つひとつ丁寧な説明がありました。その後、ホタテごはん、ホタテのお吸い物、ホタテ入り伊達巻、ホタテのおろし和え、ホタテとチンゲン菜のクリーム煮のメニューに挑戦しました。
別稿でタウリンたっぷリの道産ホタテを使ったレシピをご紹介させていただきました。是非お試しください。
お昼には皆さん和気藹々となごやかな楽しい食事となり、出来上がった料理に舌づつみをうちました。「タウリン効果を認識しました」、「こんなにホタテをおいしくお料理できることを学び嬉しかった」との声も多く聞かれました。料理実習が終わった後希望者には、今回のデザートに出されたリンゴのコンポートを作った真空調理機の見学もありました。
今回の食材となったホタテ貝にはたくさんの栄養成分が含まれています。そのうちタウリンにはコレステロールの低下作用や血圧降下作用、糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病予防の働きがあることもわかり、注目を集めています。また、活性酸素を消去する効果があるといわれており、脂肪肝を予防します。二日酔いの原因であるアセドアルデヒドの分解を助ける効果もあるので、飲酒の前後に摂取すると効果的であるといわれています。
レシピのご紹介 〜ホタテづくしのお献立〜
ホタテごはん 材料5人分 |
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@米は洗って水につけておきます。 Aホタテは一口大のそぎ切りにし、塩と酒で炒り煮しておきます。 B戻したしいたけ、にんじんは千切り、笹竹の子は斜め切りにし、Bの調味料で煮ます。 ※ 煮汁は取っておきます。 C炊飯釜に水気を切った米、Aの調味料を入れて炊飯し、蒸らす時にBの具とAのホタテを入れます。 D蒸らし終えたら、器に盛り、青しその葉の千切り、刻みのりを散らします。 |
ホタテのお吸い物 材料5人分 | ![]() |
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@ホタテは厚みを2〜3つにそぎ切りにし、塩、酒をふっておきます。 Aホタテに片栗粉をまぶして熱湯でさっと茹で、水に取って水気をきります。 B三つ葉は熱湯でさっと茹で、水に取って水気を絞り、結び三つ葉にします。 C昆布とかつお節で一番だしをとり、塩、うすくちしょうゆで調味します。 D乾燥の麩を使用する場合は水で戻し、水気を切り、Cのだし汁少量につけておきます。 E器にAのホタテ、Bの結び三つ葉、麩を盛り、Cの汁を注ぎます。 |
ホタテ入り伊達巻 材料1本分 | ![]() |
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@ホタテは一口大に切り、はんぺんは熱湯に通し、一口大に切ります。 Aミキサーに@のホタテ、はんぺん、卵、砂糖、うすくちしょうゆ、酒を入れ、なめらかになるまでかけます。 Bフライパンに油をなじませ、Aを流し、ふたをして弱火でじっくりと焼き、焼き色がついて全体が固まったら油を塗ったふたなどを使い裏に返し裏面も焼きます。 Cすだれに移して巻き、端をゴムでとめ、冷めたらすだれからはずして切り分けます。 D器に青しその葉を敷き、伊達巻を盛ります。 |
ホタテのおろし和え 材料5人分 |
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@ホタテは厚みを半分にしてから、斜めにそぎ切りにし、酒、塩で炒り煮をします。 Aきゅうりは板ずりをしてから小口切りにし、塩でもみ、しんなりさせ、さっと洗い、水気をきっておきます。 B根しょうがは千切り、だいこんはおろして余分な水分をきっておきます。 Cボールに酢、砂糖、塩を合わせて甘酢を作り、だいこんおろしをあわせておろし酢を作ります。 DCにホタテ、きゅうり、根しょうがを加えて和え、器に盛ります。 |
ホタテとチンゲン菜のクリーム煮 材料5人分 | ![]() |
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@ホタテはあらくほぐし、酒をふっておきます。 Aチンゲン菜は葉と茎に分け、一口大に切り、竹の子は熱湯を通して短冊切り、根しょうがは千切りにします。 B鍋に油を熱し、根しょうがを炒め、チンゲン菜の茎、竹の子を入れて炒め、次に葉を入れてさっと炒めて、がらスープと缶詰汁を加え、チンゲン菜がやわらかくなるまで煮ます。 CBに牛乳とほぐした貝柱を加え、酒、塩、こしょうで調味し、水溶き片栗粉でとろみをつけ、器に盛ります。 |

