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心臓病で入院時、食事に納豆が出ないのはなぜですか
旭川医科大学第一内科助手 佐藤 伸之
Q.心臓病で入院時、食事に納豆が出ないのはなぜですか。
ある新聞を見ますと、心臓病の方が入院した時に食事に納豆がついていない、粘り気が強くて良くないとありましたが、これは本当なのでしょうか?
A.納豆を食べますと、ビタミンKの作用で薬の効果が薄められます。
納豆がよくないのは、ワーファリンという血栓を予防する薬を飲んでいる場合です。納豆を食べますと、ビタミンKの作用で薬の効果が薄められてしまいますので、原則的に納豆は禁止とされています。