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NO.11

血小板凝集能亢進は治療できますか

旭川医科大学臨床検査医学助手  幸村 近


Q.血小板凝集能の亢進は治療してなおるものなのでしょうか? その治療方法は?

A.症状の治癒状況と薬の予防効果で

 凝集などの血小板機能の亢進が原因であったり、関係が深いと考えられている病気には心筋梗塞や脳梗塞などの血栓症、動脈硬化症、糖尿病などがあります。

それらの病気が時間の経過や治療によって落ち着けば、血小板凝集能も通常の状態に戻ると考えられます。ただ、場合によっては血小板機能亢進が続き、再発や新たな病気の発生に結び付くこともあり、そのようなときは抗血小板薬の予防効果が期待できます。

 実際にアスピリンに代表される抗血小板薬が、脳梗塞や心筋梗塞の予防に有効であるとする臨床試験結果が報告されており、日本国内でも広く使われています。

 そのほか詳しいことについては担当医や最寄りの病院でお尋ねになることをお勧めします。


  
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