私は、「A case of debulking with Diamondback for a lesion with repeated in-stent restenosis」という演題で発表させて頂きました。本演題はCaseReport Session(Oral/English)で採択されました。症例は、右冠動脈入口部の再狭窄を繰り返す石灰化病変に対して、4度目の経皮的冠動脈治療術を行った症例です。ステント内に突出する石灰化病変は、再狭窄率が最大50%と高リスクであり、6ヶ月以内の血行再建や死亡率の上昇に繋がります。経皮的冠動脈バルーン拡張術や血管内衝撃波結石破砕術が無効なステント内の石灰化病変に対して、石灰病変を削減させるデバルキングデバイスの併用が有用であると示唆されました。昨今再度注目されております石灰化病変に対しての治療戦略のひとつを学術集会で報告する意義は大きく、本症例を通じて国内・世界の医師らとディスカッションを行い、臨床医や研究者と意見交換を行うことができました。また、同様の複数の報告を学ぶことができ、今後の冠動脈治療に活かす努力をして参ります。