日本モデルロケット協会安全規則1992.5改定
          Japan Association ofRocketry
               an affiliate of the Japan Aeronautic Association.
          日本モデルロケット協会安全規則
    打上げ参加している19ヶ国で使用されているものを原則としています。)


@構  成   モデルロケットの機体は,紙・木・プラスチック・ゴムのような較い材             料で,金属は小さな部品だけしか使わない
Aエンジン   JARが保障したエンジンだけを使用し.詰め替えてはならない。
       (※火薬類取締法違反になります)
Bリカパリー (回収) モデルロケットにはリカパリー装置を必ずつける。安全で道         路のない広場で発射し,地上に着地してから回収する。走って取りに行        かないこと。
C重量制限   全体で453g以下、エンジンは113g以下のものを使用する。
       (18歳以下はA型エンジンだけで,B型以上は18歳以上の安全講習を受け       て使用許可を受けた人だけが変えます。)
D安全度   安全性が証明されたモデルロケット以外は.最初の打上げの前に必ず安定      度の確認をする。
E発射装置  コントローラーは.安全な電気点火のリモコンを使う。A型エンジン使用      の場合は必ず発射出から5ノートル以上離れた所で打ち上げる。 B型以上の      大型エンジン使用の際は,地上安全距離が変わります。
F安全な発射  発射するまでは、安全キーか電池のどちらかをコントローラーからはず       し、発射台から離しておくか、自分で持っている。
G飛行条件  風の強い日や、近くにビル・電線・高い木・低空を飛行機の飛ぶ場所や他      人の上、だれでも危険と思うときは打ち上げないこと。
H打上げ場所 エンジン別に定められた安全区域内に障害物や燃えやすいものがない物が      ない広場で打ち上げる。ロケットは風下から風に向かって打ち上げ安全な場      所に回収する。また燃えないリカパリー・ワディング、だけを使う。
I発射台   正式な花射台を使い、更にエンジン排気が直接地面に当たるのを防止する      ディフレクター(火炎偏向板)を用いる。
Jランチロッド(発射棒) 目を損傷事故から守るために、ランチロッドの上には.いつ      も安全キャップを取り付ける。発射するときだけ自分の手ではずす。ランナ      ロッドは人に向かないようにする。そして発射棒の上には、頭や休を近付け      ない。発射台を使用しないときは.地面に倒しておくか、ランチロットを抜      いておく。
K飛行経路  危険な場所に着地したモデルロケットを回収しない。
L打ち上げ目標と角度  まっすぐ上空に向かって打ち上げること.爆発物や燃えやすい      ものは,乗せない。垂直から30度以上の角度をとらない。(地上目標にむけ      た水平発射はしない.)
R打上げ前テスト データに基づいた研究をし、打上げ前にテストをして安定性を確かめ      る。開発段階の設計や方法での打上げは、人のいない安全な場所で行うこと。
R不点火の場合 不点火の場合は、,すぐに近づかないで2分間待ち点火しないのを確認      して、クリップをはずし、新しいイグナイターに取り替える。(打上げの失      敗は.ほとんどがイデナイターの収り付け方が悪いことが原因です。



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