●ＷＥＢ速報

No.14	98年02月03日 15時37分
	ネットワーク時代の情報技術についての最新状況・菊池三郎氏　 　　 ネットワーク革命がもらたすエレクトロニックコミュニティ、E-コマース、バーチャルコーポレーションを包含するe-Businessの概念と技術、ソリューション、利用法をについて、米国の動きとソフトウエア技術に方向性を含めて解説します。

No.15	98年02月03日 15時55分
	ネットワーク時代の情報技術についての最新状況・菊池三郎氏　 　　 地球上の全人口を100人とするとコンピュータ所有者もインターネット利用者もゼロか1人でしかない。人類にはこれまでに、農業革命、産業革命、デジタル情報革命の３つの革命が起こっているが、ﾃﾞｼﾞﾀﾙ情報革命は初のソフトウェア中心の革命であり、マスプロダクション、マスマーケティングから、マスパーソナリゼーションへの移行が起ころうとしている。

	98年02月03日 16時10分
	ネットワーク時代の情報技術についての最新状況・菊池三郎氏　 　　 すべての人が情報サービスの提供者に成りうるし、買い手から売り手へのパワーシフトが起こっている。その中で日米のIT市場を比較すると、日本のPCの普及が情報化に寄与していないことがわかる。一方、ﾃﾞｼﾞﾀﾙ携帯電話の普及では、ヨーロッパのGSM、日本のPDCに比べてアメリカは遅れている。近い将来はGSMの延長で標準化されるだろう。PCを使えない人は多いが、携帯電話を使えない人はいないため、個人用携帯機器の中心となっていくだろう。

No.17	98年02月03日 16時19分
	ネットワーク時代の情報技術についての最新状況・菊池三郎氏　 　　 最近15年で、米は製造業がマイナスでサービス業は大きく伸びた。新規事業の比率も35%にのぼり、逆に既存事業所は30％減少している。インターネットは急速に変化する情報のやり取りに向いているため、さらに米の変化を促進するだろう。そのためにはオープン性が重要である。

No.18	98年02月03日 16時24分
	ネットワーク時代の情報技術についての最新状況・菊池三郎氏　 　　 米国のWebユーザは2500万人で2000年までに8100万人になると予想される。現在は67%が30歳以上、女性の比率も41%であり、広範に広がっている。ユーザは8秒以内に興味がなければページから出て行く、平均的な滞在時間は7分、63％が店員とのやり取りができないページで物は買わない。

No.19	98年02月03日 16時29分
	ネットワーク時代の情報技術についての最新状況・菊池三郎氏　 　　 ソフトウエアビジネスで成功するためには、スピード、情熱、実行力、知らないことを貪欲に吸収するマインドと、新たなパラダイムシフトを促進する方向性を持っていることが必要である。インターネットでは、インターラクティブ、セルフサービスをいかに取り入れるかが重要である。

No.20	98年02月03日 16時53分
	ネットワーク時代の情報技術についての最新状況・菊池三郎氏　 　　 Webブラウザは、グループウエアの機能を統合して更にリッチな統合クライアント環境：ICEに進化し、サーバ環境と連動して基幹業務まで対応した高度なセキュリティと処理能力を持つようになる。ネットワークを活用した成功例にセブンイレブンジャパンがある。コンビニは1年で70％の商品が入れ替わる情報産業であるが、セブンイレブンではニーズを的確にとられ、25年間で1店舗あたりの在庫を1600万から450万に減らしながら、売上を40万/日から70万/日に引き上げてきた。