■東ローマ帝国金貨(上)
■和同開珎(わどうかいちん)(下)

 ともに中国陜西省西安市で出土した。東ローマ帝国の金貨(直径1.8センチ)は、6世紀後半から7世紀中期ごろまでの間のもの、日本の和同開珎(直径2.4センチ)は8世紀初めのもの。ユーラシア大陸の交易を支えた東西の貨幣がシルクロードを通して唐の長安(現・西安)で出合っていたことになる。