乳釘文玻璃瓶
にゅうていもんはりびん

 遼陳国公主墓からの出土品。胴部に5周の乳釘文(突起装飾)があり、取っ手は溶けたガラスをリング状に重ねてつくった。乳釘文は8−10世紀のエジプトやシリアのガラス器によく見られる形で、この瓶もそちらの製品と思われる。口径6センチ、高さ17センチ。