木六博俑
もくりくはくよう
 2人の老人がサイコロを使ってゲームをしているようすを題材にした素朴な木彫。約2000年前の漢の時代の作品で、甘粛省の武威で出土した。盤面は日本の将棋とも囲碁とも違う。のんびりした雰囲気を感じるが、2人はカネをかけていてかなり真剣なのかもしれない。右の老人の高さは29センチ。