大雁塔に映る 三蔵法師の旅 過酷な旅路に 仏像の安らぎ
純白の帽子に 「西方」の記憶 「和親」の陰に ヒロイン伝説
5 西進を促した 名馬への渇望 黄河に栄えた 西域の入り口
民族攻防の地 荒涼たる回廊 ゴビ灘の砦に "防人"の哀話
無数の石窟に 眠る仏教美術 10 観光客酔わす 大砂丘の輝き
11 持ち去られた 莫高窟の遺産 12 西域の風運ぶ ブドウの実り
13 一木一草ない 火の山の迫力 14 ウイグル文化 民族色豊かに
15 活気変わらぬ オアシス都市 16 民族団結促す 一万人の合唱
17 水稲はぐくむ 砂漠の「緑洲」 18 子供たち踊る 「世界の屋根」
19 峠に白い標柱 開かれた国境 20 混とんが覆う 文明の交差点
21 治乱興亡語る 新旧混然の街 22 戦乱を呼んだ 千里走る名馬
23 四宗教が共存 相克した古都 24 永遠の生願い 玉衣をまとう
25 現代に伝える 絹の里の誇り 26 国際列車使い 買い出しの旅
27 輝く遼の栄華 荒れる発掘群 28 遊牧の民は今 大草原に定住
29 商う姿も敬虔 ペルシャの都 30 祈る心一つに 群衆が波打つ
31 皇帝らも魅了 陶磁の青い花 32 隊商宿はいま 絹を商う館に
33 壮大な冒険談 水の都に名残 34 偉大な旅路は 千年を超えて