第8回 北海道農業高校生ガーデニングコンテスト 審査発表

大賞(北海道知事賞)

旭川農業高等学校

準大賞(札幌市長賞)

士幌高等学校(コンパクト型)

準大賞(札幌市長賞)

岩見沢農業高等学校Cチーム(スタンダード型)

奨励賞(北海道新聞社賞)

新十津川農業高等学校Aチーム

特別賞(実行委員会賞)

俱知安農業高等学校

市民賞(実行委員会賞)

※来場者投票で最多得票数の学校に贈られます

中標津農業高等学校


第8回 北海道農業高校生ガーデニングコンテストについて

 北海道で一番爽やかな季節の中、第8回北海道農業高校生ガーデニングコンテストが開催されました。毎回のコンテストで、高校生らしい意欲溢れる作品に出会えることはとても楽しく、うれしい気持ちで満たされます。
 生徒をご指導されてきた先生方のご苦労や、同時に花木の管理など、細やかな気配りを経て、作品を出品いただきましたこと、本当に心から感謝申し上げます。

 今回はコンパクト型7作品、スタンダード型7作品、合計10校14作品の出品でした。

審査員は
北海道園芸商同友会会長                細木 信利 氏
北海道フラワーガーデン協会会長            松田 真也 氏
酪農学園大学農食環境学群園芸学研究室准教授      森  志郎 氏
公益財団法人栗林育英学術財団理事長          福島 清治 氏
審査員長  北海道文化団体協議会会長・美術家     阿部 典英 
の5名で行いました。

 年々作品がレベルアップしており、今年も目を見張るものがありました。
 その証として、予定の時間内に審査が終わらず、全員で時間をかけ慎重に審査し、協議を重ね、ようやく結論に達しました。
 各審査員の感想を記しますと、

  • それぞれのコンセプトを表現するための工夫が感じられた。
  • 花の色合い、特性を上手に使っていた。
  • 地域や歴史性を高校生らしくとらえて表現していた。
  • 各作品地域の特色を活かし、良く創意工夫されていた。
  • 昨年より更にレベルアップを感じた。
  • 各学校の得意とする方法をうまく受け継ぎ、まとめていると思った。
  • プレゼンも上手になっているため、審査にとても時間がかかった。
  • 見て楽しめる、歩いて楽しめる、写真を撮って楽しめる。複数の作品に於いて様々な工夫があった。
  • コンテストの日程に合わせて開花させ、草丈を揃えて美しい株を準備をすることは大変であり、賞に入らなかった作品も素晴らしかった。
  • 審査の優劣をつけがたく、話し合って決めたい。
  • 各地域の名産等の特徴を活かし、素晴らしい表現である。
  • 大通公園5丁目、6丁目のプロの作品と同等、それよりも勝る作品がある。

 項目別の審査から、さらに各作品、総合力の順位の高い作品を2点ずつ各審査員が選出し、その結果を話し合い、下記の5チームに受賞を決定しました。

・大賞(北海道知事賞)旭川農業高等学校
・準大賞(札幌市長賞)士幌高等学校(コンパクト型)
・準大賞(札幌市長賞)岩見沢農業高等学校Cチーム(スタンダード型)
・奨励賞(北海道新聞社賞)新十津川農業高等学校Aチーム
・特別賞(実行委員会賞)倶知安農業高等学校

 大賞の旭川農業高等学校の作品は、洗練された作品で、女性らしい細やかな配慮を感じさせた素晴らしい作品です。さらに配置、旭川の特色を活かし、バランス、花のデザインも大変よく出来ていると評価の高い作品です。第1回から5回連続の大賞受賞校が、第8回目である今回のコンテストで大賞を奪還いたしました。8回中6回の大賞は見事です。おめでとうございます。
 準大賞(コンパクト型作品)の士幌高等学校は、昨年の台風の影響により生じた倒木を使用し、生命力を力強く表現したことが評価されました。美しい場面ばかりではなく、自然の強さ、回復力をいう内容を深く感じさせた疎通力は見事でした。
 同じく準大賞(スタンダード型作品)の北海道岩見沢農業高等学校Cチームの作品「トリックアートガーデン」は音楽と庭園というアイディアの面白さ、そして何よりも表現に楽器、演奏者を木という実材を使用した立体作品が秀逸です。大人では考えつかない若者らしい発想と、2年生全員39名の熱意が伝わってきました。
 奨励賞の新十津川農業高等学校Aチームの作品は、昨年の大賞作品に甘んじることなく、自らの造園の中心としている小屋、宿根草の伝統という課題を背に取組んでいます。イメージが好感を与え遠近法も取り入れ、自然の持つ強さを感じさせました。
 特別賞の俱知安農業高等学校の作品は、地域を巧みに表現し、大変よく表現されています。土のう袋に土を入れ、苗を植え込む技術も良かったです。例年使用しているジャガイモもさりげなく取組んだ郷土愛を感じさせ、学校全体の作品にかける「和」の成果です。
 今回、残念ながら受賞を逃した作品も、僅かの差でした。
その中で印象に残った作品は、北海道剣淵高等学校の「絵画 剣淵町」岩見沢農業高等学校Dチーム「HAPPY GARDEN」です。
 来年、また素晴らしい作品に出会えることを楽しみにしています。


平成29年6月24日
阿部 典英 

花フェスタ2017札幌 実行委員会
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