≪絵と文部門≫

大賞二席(札幌市長賞)

勇気をあたえた天使、クロ

羽根 秀和(はね ひでかず)=伊達市立伊達西小学校4年

読んだ本:《氷の海を追ってきたクロ 井上こみち/文(学研マーケティング)》

 きびしい寒さの中、きつい労働をさせられたラーゲリ(収容所)で「負けるものか。必ず日本に帰るぞ。」と、気持ちをふるい立たせて、ついに日本に帰ってきた松尾さんには、人一倍強い心があったんだ。そして、その強い心のもとになったのがクロのそんざいだと思う。クロの果たした役わりは、収容所にいるみんなの気持ちを明るくし、希望をあたえたことだと思う。ささえになるそんざいがあると、人は強い心を持てるとわかった。
 必死になって船を追い、水の冷たさとつかれで失神したクロを、川口さんたちは見すてず、船を止めて助けようとした。あの時、ぼくはもうだめかと思ったけど、目を開いた時はすごくほっとした。クロ、本当によかったね。ぼくはクロの勇気をほめてあげたい。
 ぼくにとっての心のささえは、いつも助けてくれる家族だ。そのことを思って、ぼくも松尾さんたちやクロのように、強い心と勇気を持って、生きていきたい。

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